株式会社 福正建設 - 新築・リフォーム・修理等住まいのことならなんでもご相談下さい:広島市安佐南区

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6日

FUKUMASAブログ

ナンデ??

 日本人ナラオチャズケヤロガ!!

と、昔ラモス瑠偉選手がお茶漬けのCMで連呼していた。

日本人なら。

日本人ならあたりまえ。


先日市議会選挙の時、投票日前に交差点の一角で歩行者信号の真下で自らの名前の入った旗を片手に一生懸命に手を振っているおじさまがおられました。

こちらは車で信号待ちをしている間その様子を見ていたら、そのおじさまの居る信号に歩行者が現れました。

おじさまがあまりに熱心なので歩行者の方も軽く会釈をして通り過ぎようとしました。

が、どうもお互いに少し関わりのある者どうしだった様子で、お互いに

どーもどーも、お世話になってます、どーもどーも といった感じで

ペコペコペコペコペコペコペコペコペコペコペコペコペコペコ

ペコペコペコペコペコペコペコペコペコペコペコペコペコペコ



もう見ているこっちがニヤニヤしてしまう程のペコペコラッシュ!!

外国人が見たらもう鳥や何かの求愛行動や道端で突然始まった儀式なのではないかと思いかねない程の肩より高く上がることのない頭部の動き

頭と頭をくっつけたらヤギや羊などが行う力比べの動きそのものである

そして思った。なぜ日本人はペコペコするのだろう。なぜ頭を下げるのだろう。

目上の人に対して、御礼の気持ちを現す時や謝罪の時、はじめましてや失礼しますの時。

日本が礼儀を重んじる国なのはわかっているつもりだが、例えばそれが何で?と子ども聞かれると雰囲気でしか答えられない。


調べてみるとピッタリな本があった。







外国人に聞かれるのも子どもに聞かれるのも同じくらい簡単に分かり易く答えられなければきっときちんと伝わらない。


アインシュタインの言葉にこういう名言がある。



6歳の子どもに説明できなければ、理解したとは言えない。




深い。


昔母親が、


「教えることは二度学ぶこと」


と言っていた。誰の言葉なのかわからないが、教えることによってより深く理解できた時に、なるほど、と思った。


アインシュタインと母親を比べてはならない。




脱線してしまったが、結局のところ日本人が頭を下げる意味はというと、





自分の急所である頭を、相手の前に下げる訳ですから、お辞儀も、相手に敵意を抱いていないこと、相手を信頼していることの証のひとつなのです。自分の命が狙われるなどと思う状況で、お辞儀を行うはずはないということです。


飼い犬が、飼い主が顔を真っ直ぐ近付けると[私はあなたを攻撃しません]と顔をそむけるのと同じようなもんですね。



昔日本には切腹という行為があった。そしてそこには切腹した者ができるだけ苦しまずに死ねるよう日本刀で首を落とす介錯という行為を行う者が配置されていた。


介錯する者に対し首を差し出す。急所を差し出す。完璧に無抵抗な姿勢。


このようなところからも頭を下げるという行為が急所を差し出し、私はあなたに無害で敵意など抱いておりません、信頼して頭を下げております、という意味を表す行為になっていったのではないか、


と、勝手な仮説を立ててしまいました。  調べてみよう。



調べました。

お辞儀が中国から日本へ伝わったのは、仏教が広まった500年から800年頃のことといわれています。

全然違いました(-_-)




ということで、私たちが普段から呼吸をするほどに無意識で自然に行っている動きや行動も一つひとつ意識して過ごしてみると沢山のナンデ??


が出てくるのではないでしょうか。








ところで、首の皮一枚で、、、


実はこれも語源は切腹にまつわるものだったんですね~。


首の皮一枚で助か、、、ってないんですけどね~。


お調べあれ。